SAT対策参考書比較:公式ガイド、カプラン、プリンストンレビューなど


SATの準備に半年以上かける人がほとんどなので、飽きないように、まじめな参考書以外にも、楽しめる教材も使うのがいいと思います。

英語は現地の人が日々使っている言葉なので、参考書を使わないと勉強できないわけではありません。


アメリカの高校生は、SAT対策で以下の参考書を揃えます:
  1. SAT公式ガイド
  2. 他社の問題集
  3. 単語集
  4. 小説
幸い日本でも買えるので、今日はおすすめのものを紹介します。


必ず新SAT対応の参考書を選ぼう!

SATは2016年に改革されました。試験の形式はもちろん、「試験に出る単語が、以前と変わる」と主催者も名言しています。

なので、必ず2016年以降に発売の参考書を選びましょう

1. SAT公式対策本は必須

SATの主催者「The College Board」による唯一の公式ガイド。特に優れているところはありませんが、持っておくと安心です。



2. 他社からの問題集も一冊は選ぼう

公式ガイドは正攻法しか教えてくれないので、他社が出している参考書も必要です。

練習問題の他、時間の使い方を教えてくる参考書で、アメリカ人も最低1冊は使っています。

日本人はただでさえ英語でハンデをおうので、これがないとまず太刀打ちできないでしょう。


一番簡単なのが「Princeton Review」の参考書

対策本の中で、プリンストンレビューの英語が一番よみやすいです。特にここに書かれている高得点をとるコツは必読です。ただ、問題も本番より簡単に作られているので、高得点をとりたい方は、これだけでは足りません。



高得点を目指すなら、カプランかバロン

アイビーリーグやスタンフォード大学のような名門に入りたい方は、KaplanかBarron'sが出版している問題集も必要です。

どんなテストでも、高得点をとるコツは、「本番よりも少し難しめの問題集で勉強する」こと。

この2社の教材は、実際のSATよりも問題が少し難しめに作られているので、コレをやった後に公式ガイドで模擬試験をやると、「あら簡単」とちょっと感動します。

ただ、英語があまり得意じゃないのに、これから始めると、一気にやる気を失うので、その場合は、プリンストンレビューから始めるといいでしょう。



3. 単語帳

SATで必要な単語量は英検一級をゆうに超えるので、単語を覚えるのは、かなり長い道のりになります。一冊だけでは脳が疲労がしてしまうので、何冊か教材を使う必要があります。

できるだけ楽しく勉強できる教材をいくつか選びました。

フラッシュカードで勉強できる、Vocabulary Cartoons

SATの最頻出500単語を集めたフラッシュカード。SATは分からない単語が多すぎて、どこから手を付けていいか分からなくなるでしょう。コレは一筋の光を差し込んでくれます。

これで必要最低限の単語だけを覚えて、後は本番と同じ形式の問題を解いたり、小説を読みながら勉強するといいでしょう。



文章から単語を覚えられる、SAT Vocabulary: A New Approach

4〜5行くらいの、短い文を読みながら単語を勉強する教材。単独で覚えるよりも、コンテクストで覚えた方がより定着します。

また、「SATのリーディング」はとっても難しいので、いきなり長文を読み始めず、このような短文から始めるのも戦略の1つです。



単語は、参考書以外に、「楽しい教材」でも覚えるとよい

テストの専門書だけでSATを対策するのは、かなりつまらないです。

アメリカの高校生でも苦労するテストを、日本人が堅苦しいテキストだけで最後までやり遂げるのは至難の技。

なので、SATを楽しく勉強できる教材も取り入れましょう。

SAT/ACT Vocabulary-Building Novelは、SATによく出る単語を使って書かれた小説。

最新版のSATに対応できるように何度も改訂を重ねていて、題材も高校生向け。SATによく出る単語には注釈がついています。

SAT対策参考書比較:公式ガイド、カプラン、プリンストンレビューなど SAT対策参考書比較:公式ガイド、カプラン、プリンストンレビューなど Reviewed by BL on 7月 22, 2013 Rating: 5
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