アメリカの大学受験では、SATの成績のみで合否が決まることはありません。
が、SATがその大学の合格者の平均点を100点も下回っているのに、合格した方はほとんどいないのも事実です。
そのため、留学生もキチンとした対策が必要です。
今日は、SAT対策の手順を紹介します。具体的な勉強に入る前に、「目的地までの全体像」を見てみましょう。
SAT対策に必要な参考書:
- SAT公式ガイド
- Princeton Review SAT PREMIUM(テストの裏ワザが書かれている教材)
- SAT Subject Testsガイド(受ける科目ごとに一冊ずつ)
勉強手順
最初の3日:SATの構成と自分のレベルを知る
現在の自分の居場所を知るために、まず、SAT公式ガイドにある模試を一つ解きましょう。本物の過去問を使っているので、現在の実力と苦手分野を把握するのに最適です。70日目まで:英単語とリーディングの勉強
2016年に改定された新SATで、英単語が相当簡単になりましたが、それも日本人学生にとっては、間違いなく英単語が大きな山場になります。
単語帳でコツコツ覚えるだけでは退屈だし、応用力がつかないので、リーディングの勉強も同時に始めましょう。
具体的な対策は:SAT英単語の対策法と、SATリーディングの難易度と勉強法へ
70~90日目まで:SAT Math (数学)の勉強をする
SATの数学は日本の高校より相当簡単なので、数学のコンセプト自体は勉強する必要はほぼありません。一番時間がかかるのは、「数学の英単語」を覚えることです。
アメリカ人は小さい頃からプレゼン=しゃべる力を特訓しているので、日本人は英語とプレゼン能力の両方でハンデを受けます。
私の経験上、エッセイはリーディングのように数週間で上達するものではありません。
私の経験上、エッセイはリーディングのように数週間で上達するものではありません。
効果的なSATの勉強手順(所要時間4ヶ月編)
Reviewed by BL
on
3月 09, 2014
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